好きなこと、得意なこと

こんにちは、n.t.bagelです。

今日は好きなこと、得意なことというタイトルでブログを書いていこうと思います。

先日、マーケターの森岡毅さんの著書をよみ、自分も学生時代にこの本読みたかったな~と思ってしまいました。

大人の今でも考え方や自己分析にも役立ちます。


私はお店を始める前は勤め仕事をしていたのですが、その時に感じた事と今お店をはじめて思ったことを書こうと思います。

目次

看護師時代に思ったこと

ネットニュースや新聞などで記事を読んだことがある方もいらっしゃると思いますが、私は看護師免許を持っています。

看護師には中学生くらいからなりたいと思い、専門学校に入学して卒業、国家試験を合格し、免許を取得しました。

新卒で入ったところは働いてみて、それはそれは大変でとにかく激務で、自分には向いてないないなと感じました。そしていったん退きました。

それでも、看護師という肩書に縋り付いていたなと今なら思えるのですが、当時は看護師をしていいる自分がステータスでしたし、短時間でも仕事をしたいと思ってもいました。

子どももいるのでパートという働き方で何か所か働いてみましたが、ふと

「みんなと同じ白衣を着て、みんなと同じ仕事をして、私はこの仕事が本当に好きなのか」

と思うことが増えました。

看護という組織は私から見たら規律を守り、はみ出さず、目立たず、出る杭は打たれるという感覚で、なんせパートですので時間が短いぶんっできることも限られてしまし、自分らしく仕事をするというのは限界があるように感じました。

業務の一部分は好きなこともありましたが、ざっくり業界でいったら自分の好きなことを生かせる場所ではないのかなと思いました。

自分の好きなこと、やりたいことって何だろう?

今はベーグル屋一本で仕事をしています。

それは私が心の底からやりたかったことです。

なんで看護師やりたかったんだっけ?と振り返ると

社会的に地位があること、収入が安定している、親や家族を喜ばせたい

そうか、世間体しか見てなかったのねと気がつきました。

そこには幼少期から培ってきた自分の『好き』は存在していません。

世間体を気にした中学生の自分が、世間の良いものを自分にとっても良いものと思い込んで突き進んだ結果だったのだなと気がつきました。

仕事をする中で、なんとなく好きじゃない、楽しくないという自分感覚を無視していたら、心も体も疲弊していたなと。

みんなと同じ白衣を着て、みんなと同じ方向を向いて、足並みそろえて

そんな働き方に疑問を感じていましたが、いざ飛び出してみて、好きなことやるって楽しいじゃんということでした。

お店をはじめてわかったこと

今は自営業者、ベーグル屋です。

小麦粉、酵母、砂糖と塩と水だけで化学反応を起こし、おいしい食べ物になる。

この不思議さとクリエイティブな環境は、私にとってぴったりだなと感じます。

幼少期からモノ作りが好きで、そこからお菓子作りにはまったり、料理、パンと蓄積された『好き』がクリエイティブなことなのだと気がつきました。

おまけに言うと、数年前購入した一眼レフも写真という世界が楽しくて、はまってしまい、おかげでベーグルの写真を撮ったり、広告に使えることができていてラッキーだなと。

思い切って組織から出てみたら、自分の想像以上に楽しい世界だったことに驚き、居心地の良さを感じています。

自分ですべてやらなければいけない大変さもありますが、自分で全部決められる、責任をもてるというところの、自分の性格に合っているのだなと思います。

クリエイティブなこと、自分の判断で責任を持てること、自分の軸で生きること

自分にとって大切な『好き』がやっとわかったような気がします。

まとめ

今日は看護師時代に感じていたこと今思っていることについて書きました。

お店をはじめて2年が経過し、それなりに自己分析もしてきたつもりでしたが、時間の経過とともに自分の経験も蓄積し、そこから新たな自己分析もできるのだなと感じました。

現在は自分の好きを突き詰めて仕事ができているのでそんな仕事に出会えたことはよかったなと感じています。

また、このことに改めて気がつくことができ、森岡さんの著書には感謝をしています。

読み進めるうちに自己理解につながること、森岡さんの経験談を知ることができる素晴らしい本だと思います。

皆様もぜひ読んでみてほしい本です。

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